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理事長挨拶

 

やりたいことがあり
それを追い求め 夢をつかむために

これからの社会は正解のない、変化の激しい先の見えない社会となっていきます。こうした未来社会はSociety5.0といわれ、AIやIoTの発達で私たち大人がこれまで経験してこなかった世界になっていくでしょう。子ども達にはそうした未来社会で自分らしさを失わず、生き生きと輝き、社会に貢献しながら自らも豊かに幸せに生きていってほしいと願っています。白藤学園では、このような未来社会を生きる子どもの姿を思い浮かべ、そのために何をしなければいけないのかを考え、教育を行っていきます。

それでは子どもたちがこうした未来社会で輝いて生きていくためには、どのような力が必要でしょうか。三つ挙げるとすれば、まず一つ目に「課題を見つけ、それを自分事として考え、解決していこうとする力」が挙げられます。先の見えない、正解が一つとは限らない社会の中では、これまでのように、指示されたことを疑いもなく黙々とこなすだけでは通用しないのです。
二つ目には「失敗を恐れず、困難にも負けずに夢の実現に向って一歩を踏み出す力」を挙げることができます。前例にこだわり新しい世界に飛び出すことができなかったり、マニュアルに固執して変化に対応できないといった姿ではなく、未知の世界にもチャレンジし、試行錯誤しながら最適解を導き出していく力が必要となってくるのです。
そして三つ目は「正解のない多様な社会の中で、周りを巻き込んで歩み続ける力」です。ICTの発達は、私たちに居ながらにして地球の裏側の人たちとつながることができるような世界を提供してくれました。こうした中で国と国との垣根は限りなく低くなり、私たちは今、多様な文化や考え方の中で生きていきます。同じ意見、仲良し集団の中だけで物事を進めていく時代は終焉を迎えたのです。異なる意見、利害関係が対立する相手とも議論を尽くし、協働して取り組んでいく、そうした力も求められているのです。

本学園には、幼稚園と高等学校、そして専門学校と3つの学び舎が集まっています。年齢も違えば、その中で行われている教育実践は異なります。しかし、その根底に流れている教育理念は同じです。未来社会に巣立っていく子どもたちが、自分の本当にやりたいことを見つけ、それを精いっぱい追求していくことで、これからの社会を生きるために必要な力を身につけ、夢の実現に向けて歩き出す。そうした学び舎が、わたしたちの白藤学園です。
教育を語る際に度々引用される有名な言葉があります。

一年の計を立てるならば、種を蒔けばよい。十年の計を立てるならば、木を植えればよい。
しかし、百年の計をするならば、人を育てるしかない。

いつの時代も未来を創っていくのは子どもたちです。人生100年時代を生きる子どもたちのために、私たちは100年先を考えて教育を行っていきます。本学園を巣立った子どもたちが、先の見えない正解が一つでない未来社会を切り拓き、よりよい社会を創っていくことができるよう、そして、子どもたち自身も輝いて生きていくことができるよう、私たちは精いっぱい力を尽くしてまいります。